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公園近くでお茶しましょ。 -札幌市- [Giappone -日本の街-]

日曜日は札幌市内を散策しました。
『ドニチカ』(土日限定、地下鉄500円で乗り放題のカード)を買って、地下鉄乗って、中島公園へ。

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あいにくの曇り空ですが、それはそれで・・・。『豊平館』という洋風の建物が池のほとりにありました。
開拓期に建てられた国の重要文化財だそうです。
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お揃いの緑色のメットがカッコいい鴨。

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カラスもミトレル、ミゴトなモミジ。

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公園を出て、目指すカフェに向かって歩いているとこんな建物を発見。すごい存在感なんですけど・・・。

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反対側から見たところ。『ノアの箱舟』という炙り焼きのお店でした。ちょっとこわい・・・。

このノアの箱舟の向かいに、『茶蔵』という日本茶カフェがあります。
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お茶屋さん風に写真撮影。どこが?って・・・(笑) お店の名前が端っこにあるのがポイント。

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こちらは鹿児島の知覧茶(ちらんちゃ)、『ゆたかみどり』(深蒸し茶)です。口に含んで、一瞬遅れて味や香りが広がる感じで、甘みのあるマイルドな味でした。

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ちなみに急須は帯アミでした。残ってる茶葉はゆたかみどりです。右は『茶蔵オリジナルブレンド』。これも深蒸し茶。こっちのほうがお茶屋さんのに近いかも?と思いました。でもちょっと行き過ぎたという感じ?ゆたかみどりの後に飲んだせいもあるのかもしれませんが、濃く感じ、渋みも強かった気がします。私の基準がお茶屋さんのになっているのと、好みがマイルド系なためそう感じただけですが、これも美味しかったです。他に”中蒸し”と表記されたお茶があったので、どんなのかお店の人に聞いてみましたが良く分かりませんでした・・・。

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『パリ風あんみつ』です。どこがパリ・・・(’’)?多分、珈琲寒天がパリなのでしょう。
あっさりめで美味しかったです。

お茶をじゅうぶん楽しんだ後、またまた地下鉄乗って次は円山公園へ。

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駅の近くで見つけた看板『BOYS BE』。ってあからさまにクラーク博士の似顔絵付きで、ここで止められると前のめりになってしまうじゃないですか。「AMBITIOUS!」と心の中でつぶやいて、そのまま胸に抱き続けましょ。

円山公園の散策路は落ち葉で黄色く染まっていました。
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公園内には『北海道神宮』があります。せっかくなのでお参りを。
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こちらの散策路はオレンジ色。冬は真っ白に染まるのでしょうね。
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公園を出て、駅方面へ戻り、目的のカフェへ。

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民家を改装した『森彦』の外観。入るのを一瞬ためらう見た目ですが・・・。

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中はステキな和み空間で、ちょっと匡画廊を思い出しました。テーブルに積み上げられた洋書、ランプや本の置かれた大きなスピーカーからは低いBGM。

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森彦ブレンド(フレンチ)と栗のパウンドケーキを頂きました。この空間、魔力があるのかなかなか出れなくなりますよ。ちなみに結構人気のお店らしいです。翌日の仕事で石狩へ向かう途中、地元札幌の方が教えておきたいカフェがあると、ここのお店の前をわざわざ通ってくれました。ちょっとマニアックな場所にあるので、自力で行ってきたと言ったらびっくりされました。
森彦の豆は11月30日まで渋谷で開催中のCOFFEE FESTIVAL 2008でも販売されているようなので、珈琲好きな方は覗いてみてはいかがでしょう?札幌のカフェの雰囲気の中で味わうのが一番お勧めですが、珈琲ほんとに美味しいデス!

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すぐ近くにもう一軒カフェがあり、こちらは森彦よりもお店っぽい見た目でした。看板がかわいかったので撮影。

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一日中、ひたすら曇り、時々小雨。通りすがったお寿司屋さんの前の紅葉が影絵のように見えました。

公園とカフェだけで過ごした日曜。締めくくりに『ちくわパン』を買いに行きました。
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ちくわの中にツナが入っていてこれが絶品!『どんぐり』というお店のものです。大人気で、お店の中は混雑していました。パン屋でここまでごったがえしている風景はなかなかないかも?と思いました。
札幌の人達の、美味しいものにかける情熱には脱帽です。

1週間の出張を終え、ヨレヨレながら本日戻りました。久しぶりの我が家です。明日は茨城、といってもほぼ福島、往復7時間以上かかりますねー。札幌で補給した栄養使って頑張ります。


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灯りの街 -小樽市- [Giappone -日本の街-]

土曜日にヴェネツィア・・・いえ、小樽へ行ってきました。2月は吹雪の大歓迎を受けましたが、今回は薄曇り時々晴れ、風もなく、寒さに震えつるつる滑ることもなく散歩を楽しむことができました。
札幌からは快速で30分ちょっとです。到着してすぐに写真を撮ろうとしたところ、”カードがありません”と拒否されました。PCにカード入れっぱなしでカメラだけ持ってきたようです・・・。駅前の長崎屋にて、まずはSDカードを購入し、そのまま運河方面へ。

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手宮線跡地。現在は散歩道として残されています。

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レトロな看板の角(左下)には”パソコン”の文字が!古いデザインのまま、使い続けているのですね。
パソコンの文字の右隣が”蓄音機”なところがステキでした。
ビー玉が置かれているのは、2月の記事で書いた『和蔵』というお店の店先です。

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小樽運河。多くの人が散策を楽しんでいました。中国人も多数・・・。

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倉庫。現在は改装してお店として使われていますね。
運河やこの倉庫の2月の様子はコチラ。極太つららやてんこもりの雪が見れますよ。

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先の写真は、遠くに見える橋のたもとから撮りました。こちら側からの写真は後ほどもう一枚。

お土産物やさんやヴェネツィア美術館を覗きつつ歩き、『北菓楼』で少し休憩。
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ピスコットというシュークリームは、皮はもちもちで塩味がきいた今まで食べたことない食感!ミニアイスクリームと珈琲がセットになっていて500円でした。美味しいのは当たり前。

ずらりとお店の並ぶ堺町通りの中で見つけたアクセサリー屋さん『JOKERTRAP』。
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いかにも小樽!な品はありませんが、バイヤーさんが吟味して買い付けたという品々が物欲を刺激してくれます。気さくな店員さんといろいろお話しながら選んだ、指輪とペンダントトップ。小樽に店を構えているけれど、こてこてのお土産物屋さんではなく、良いと思うものを並べているといったスタイルが気に入りました。時折人の出入りはありましたが、ほぼ独占状態でゆっくり買い物できたのも好印象でした。
お店にとっては人が多いほうがいいのでしょうが、私はごみごみしたお店はニガテなのです。

あなたは素敵なので 逮捕します』 By昆布省警務局
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私は逮捕されませんでしたが(どういうこと?)、ステキな皆様はお気をつけ下さい。

小樽では視線を少し上げて、店先や壁にあるランプを見るのが楽しいです。
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徘徊しているうちに夕暮れ時となりました。
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『小樽浪漫館』に併設された『Cafe DECO』にて。
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テーブルには小樽ガラスの一輪挿し。天井のライトからは温かな光。
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家具などは全て古い時代のものだそうです。昼から夜に変わる時間を窓の外に眺めつつ、アンティークな品に囲まれて過ごすひと時は贅沢デス。
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小樽ブレンド。ソファ席でゆっくりいただきました。

カフェを出る頃にはすっかり日が暮れていました。街の灯りがキレイです。
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夜の小樽運河は幻想的・・・。
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北のウォール街にある旧日銀の建物もライトアップ。しつこいようですが、2月は雪化粧でした。
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12月25日まで『ロングクリスマス』期間らしいです。JR小樽駅にはガラスアートが展示されていました。
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やっぱり小樽、好きです。
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保存されている街並みの時代が遠すぎず、手が届きそうで届かないけど、どこか自分の中にも記憶の欠片が残っていそうな、祖父母の家の空気のようなチョット懐かしい感じが良いです。


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脱帽モノのネーミングセンス -札幌市- [Giappone -日本の街-]

札幌のネーミングセンスは本州と一味違う!と思うのです。お店の名前やメニューの名前で「?」なものに遭遇する確立が高いのは気のせいでしょうか・・・。

昨晩は『室蘭焼鳥』に連れて行ってもらいました。
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札幌市の中心部、大通公園のすぐ近くに存在するレトロな建物。ここは満席だったので2号店へ移動。

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こっちもレトロ。室蘭発祥の焼鳥だから『室蘭焼鳥』なんだそうです。なるほど納得。どんな味なんだろうと思っていたら「焼鳥っていっても鳥じゃなくて豚なんです」との説明・・・。ちょっと待った!おかしいやろっ!ネーミングセンス云々の前に言葉の使い方間違ってるんじゃ・・・などと思っても無駄なのか?

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左はつくね。右はじゃがバター・・・ではなく、『インカの卵』という名前です。もーまぎらわしいわー(笑)

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めちゃくちゃ気に入ったプチトマトの串焼き。衣がなんなのか聞こうと思っていたのに忘れました・・・。
右は『トンポチ』、豚のお尻の肉だそうです。こちらも脂がジューシーで絶品でした!ちなみに串の盛り合わせ?(だったと思います)は鳥と豚が混在していました。

お酒は、素敵な柚子・柚子の小町シークワーサーにごり・スウィティー酒・梅の宿にごり梅酒などなど、かたっぱしから気になるものを飲み比べ、中でも最もテンション上がったのがこちらの『珈琲焼酎
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水割りも飲んでみましたが、断然ロックがお勧めです!写真で見るとウーロン茶みたいですが、珈琲の香りがふんわり漂ってきて、珈琲好きにはたまりません。焼酎にコーヒー豆漬けておいたら作れるらしいのですが、量って適当でも大丈夫なのかなぁ(’’) 『梅酒ワイン』もやみ付きになりそうなお味でした。

帰りは狸小路を通って歩きつつ、お勧めのお店情報を入手。
ここでもネーミングへの突っ込みはかかせません。
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下町 ウルフ』 どんだけワイルドやねん!! 『おさかな店』というのは魚介メインということか?

極めつけはこちらの『ヤマダモンゴル』、ジンギスカンのお店だそうです・・・。
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「誰?!」「どこ?!」「何?!」と連続で突っ込めますね。人名か地名か?もしくは合体バージョン?
酔っ払った状態で見るともうおかしくて、笑いが止まらなくなりました。しかし、札幌の人にとっては普通らしく、逆に何がおかしいの?と不思議そうに見られていた気がします。

本日のお昼ご飯。『石焼き煮込みとろけるチーズハンバーグ』・・・噛みそうになりながら注文。
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これが780円という破格のお値段。スープカレーと普通のカレーの中間くらいのとろみでした。
ま、これは名前が長いのさえ気にしなければわりと普通ですね。と思っていたら、『阿寒産 エゾシカもも肉のカルビ』というメニューが視界の端に侵入。”特製のワインだれで、ぜひ一度お試しください”という説明書きの隣にはつぶらな瞳のカワイイエゾシカの写真が添えてありました。しかも親子、小鹿ちゃんはやっと立てた!という生まれたてに近い愛らしさ。こ、これは・・・。
ネーミングではなく、メニューのデザインに脱帽です。

宿泊しているホテルの近くにあるお店。
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『Caffee 声』・・・。街中に新しいビルと古い建物が混在している札幌でも、ヒトキワ目を引くボロさ・・・いえ、レトロさ!ちぎれたコードがぶらーんと垂れ下がっているのも放置状態でした。えーっと・・・。何の声なのか?気になるので滞在中にチャンスを見つけて、勇気を出して、入ってみたいと思います。


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7つのリンゴ -二戸市- [Giappone -日本の街-]

「北日本はかなり寒いんだろうなあ・・・」と思いつつも、関東での服装に手袋をプラスしただけの、あまり深く考えていない装いで降り立ったのは二戸駅。八戸まではあと一息、惜しいところ。

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盛岡あたりから風景の赤味がぐっと増してきたので覚悟していましたが、予想してたほどの寒さではありません。青文字のIGRは『いわて銀河鉄道線』のロゴマーク。宇宙に連れて行ってくれるのだろうか?それとも違う世界?夢のある名前に想像力が暴走しました。

これは【ひっつみ】という郷土料理。
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『小麦粉を湿らしてねかせたものを、地鶏等でだしをとり季節の野菜を入れた汁に、薄くのばして入れたもの』だそうです。平たくラザニアみたいにのばして、適当な大きさにちぎったうどん・・・を想像していただければだいたいあってると思います。

少し町を歩く時間があれば良かったのですが・・・。
今日はどうも冴えなくて、しょうもないウッカリから上野で1時間半、ばかみたいに時間を浪費してしまう。

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ちょっとだけ雨。「憂鬱に拍車をかけてくれるなよー」と、心の中で突っ込んでみたらすぐやみました。
岩手の空は人の気持が分かるらしい。

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出張のお供につれてきた本。目が文字を追っても、頭に入ってこない・・・。少し疲れちゃったので、本と一緒に窓辺にもたれて休みます。・・・しかしなぜ、午前4時なのか?
私がどうでもいいことを考えている間にも新幹線は着々と前へ進み、午前4時の約束(誰と?)にはまだまだ余裕という時間に東京に到着。

札幌よりは近いやと思って気軽に引き受けてしまったけど、結構遠かった岩手。それでも日帰りできちゃうのは、日本の新幹線が早くて正確だからこそでしょう。イタリアだったら絶対無理(笑)

二戸駅のお土産物屋さんで買ったりんご、7個で200円。(安!)
ちょうど店先にりんごを並べているところに遭遇し、値札を貼っている方に聞いたら、さっき入ってきたばかりとのことでした。なのでとっても新鮮。甘い香りが漂ってきます。
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仕事用装備でしたが、このりんごを詰めたビニール袋ぶら下げて帰ってきました。そこらへんのスーパーから帰ってきたと思われそうな姿・・・。日本の誇る新幹線をフル活用して疾走し、入手したのは真っ赤に熟したお得なりんご7個。いや、岩手まで行ったからこそできた買い物でしょう。
考えようによってはスゴイこと。なんて便利な世の中!


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Udon -高松市- [Giappone -日本の街-]

うどん。和伊辞典で調べると、『Udon』。そのまんま!もしくは『Trenette bianche』-”白いトレネッテ(平打ちパスタ)”。すんなり通じるかどうかは別として、Udonで覚えたほうが手っ取り早いですね。

高松へ行ってました。高松といえば、讃岐うどんです。到着時、うどん以外何も考えられないほどに空腹で、連れて行ってもらったのが【たも屋】というセルフのお店。

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こうして麺を自分でゆでる。実はセルフははじめてなので、人の後について観察してから真似っこ。
このあとトッピングを選んで、ダシを入れて、完成です!

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久しぶりの讃岐うどん!!トッピングはエビ(といっても巨大なカニカマのような形状)の天ぷらとだし巻き卵の天ぷらです。だし巻き卵の天ぷらは見るのも食べるのも初めて。コロモはカリッとしていて、中の卵はふわふわで、美味しい~と感動でした。ちなみに、半熟卵の天ぷらもとっても気になる存在でした。

仕事終えて、夜は飲み会。高松駅前にある骨付き鶏がお勧めのお店に連れて行ってもらいました。
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”親”と”若”があり、これは親です。こうやってハサミで切って食べるんです。親は噛むのに苦労する歯ごたえですが、しっかりした濃い味。若は柔らかく、淡白な味わい。どちらも甲乙つけがたい美味しさ!高松で鶏?と不思議に思いましたが、隠れ名物のようです。

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エビ♪メニューにあれば必ず注文するほどに大好物です。

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そしてモツ鍋。鍋じゃなくてボールなんですけど(笑)。モツボール?・・・内臓の塊か!?と思うような名前になっちゃいますね。最後にうどん入れるのかな?とちょっと期待してみましたが、中華麺でした。
味は・・・思い出すだけでお腹空いてきます(’’)

すっかり満腹、たっぷり飲んでホテルへチェックイン。部屋にはこんな可愛いカップがありました。
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天使の羽?
マイブームになっているお茶屋さんの”茎焙じ茶”をちゃっかり持参してきたので、酔い覚ましに飲もうと部屋のミニポットでお湯を沸かして・・・。あれ?どうやって淹れるんだろう?急須がないんですけど・・・。なんとかならないものかと、部屋を見渡してみました。裁縫セットはあるので、シーツの端を切ってお茶パック作っちゃう?と酔った頭で考えてしまいましたが、切り刻まれたシーツ見たらホテルの人泣くだろうなぁと思い、この案は却下。どうにもなりませぬ・・・。なんでいつもこう、何かが足りないんだろう・・・。
深くも考えずに行動してしまい、反省することの多い日々です。

一夜明けて朝食のお時間。
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HOTEL WAKABA』 名前は微妙ですが、ここの朝食は美味しいんです。特にパンがお気に入り。今回も朝が楽しみでした!こうしてバスケットに入れて、部屋まで持ってきてくれます。

この日のお昼も、もちろんうどん。
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私が食べた卵とじうどんは写真がきれいに撮れなかったので、きつねうどんの写真をUPします。
讃岐うどんってなんでこんなに美味しいんでしょう。

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高松駅前。

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高松城(玉藻城)跡地。

帰りには抜かりなくうどんを購入。うどんで始まりうどんで終わった高松は、素晴らしい秋晴れでした。


タグ:うどん
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せせらぎの街で美味しい珈琲に出会う -三島市- [Giappone -日本の街-]

本日の三島は曇り時々雨、合間にちょっと晴れ、という忙しいお天気でした。午前中仕事を終え、昨日バスの窓から見かけて気になったイタリア料理屋さんでランチ。「たっぷりお野菜のミニコース」を注文。
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まずはカラフルなお野菜と3種類のソース。イタリアン味噌ソース、自家製マヨネーズ、アンチョビソースとどれもめちゃくちゃ美味しい!ミネストローネにたっぷり入ったお野菜も身体に優しい味。
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前菜は奥から、ハーブ入りクリームチーズ、野菜のトマト煮込み、スモークサーモンとエビ。パスタはドライトマトと野菜を選択。”たっぷりお野菜”の名前に偽りなく美味しい野菜を堪能できました。
☆SpiceのHP☆ 伊豆箱根鉄道広小路駅のすぐ近くにあり、店内は白と木の明るいインテリア。野菜は地元の農園から新鮮なものを仕入れているというこだわりのようです。

お店を出て、道を挟んだ向かい側の川のほとりに休憩所があり、そこから川沿いに少しだけ奥へ進むと「時の鐘」というのがあります。江戸時代に三島の宿場に時を告げていたものだとか。
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一旦ホテルへ戻り、細かい仕事をさっさと処理してお散歩へ出発!駅前のホテルから徒歩で三嶋大社へ向かいます。せせらぎの街三島ではこんなのも見かけます。街角で豊かに湧き出る水を見て、噴水や流れっぱなしの蛇口があちこちにあるローマを思い出しました。水が豊富なところが似てますね。
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三島駅と三嶋大社のちょうど中間辺りにある白滝公園入り口には、和風な公衆電話BOXがありました。風景に溶け込んでいてぱっとみ分からないですよね。
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白滝公園。湧き水の時期にはごうごうと水が流れているらしいのですが、この時期は控えめな水量。
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公園から続く桜川沿いの水上通りには柳の木が連なり、
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川では鴨がお食事中。
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川の流れに翻弄されてくるくる回ったりしてました。水が透明なので必死にバタ足してる姿が丸見えで可愛い(笑) 藻を食べてるのかな??

水上通りをそのまま進むと三嶋大社の入り口へ辿り着きます。
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駅から徒歩圏内の所とは思えない静謐な空気が漂う。中に入っておみくじを引いたら”吉”とでました!実は私は大吉キラー(ほぼ100%の確立で大吉を引き当てる達人)だったのですが、ここ何回かは吉や小・中吉。大吉ばかりが続いていた数年間は、おみくじ引く時に”大吉じゃなかったらどうしよう・・・”と、しまいにはプレッシャーになっていましたが、1回外してからは解放されて”今回は何が出るかな?”と、純粋におみくじを楽しめるようになりました。
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三嶋大社本殿。ちゃんとお参りしておきました。
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「天然記念物 三嶋大社の金木犀」です。花はなくても周辺には甘い香りが漂っていました。それにしても大きい!支えがないと倒れてしまうんでしょうね。推定樹齢は1200年だそうです。

敷地内にある宝物館付近でなんだか奈良を思い出す匂いがしており、視界の端に茶色いものが・・・と思ったら鹿がいる!鹿といえば奈良公園ですが、三島にもたくさんいました。
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このようにぼーっとしているチームと、土をほじっているチームと2種類の行動パターンを確認しました。

宝物館そばの茶屋では”福太郎”というお餅を餡で包んだお菓子を食べることができます。
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伊勢の赤福に似た感じですが、こちらは草餅なので甘さは控えめに感じます。お茶つきで200円也。

お茶屋さんの裏手へ抜けていくと”三嶋暦師の館”というのがあるようなので行ってみることにしました。
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所々に方向を示す目印があり、方向音痴に優しいところが好印象。両側に歴史を感じさせる家並が続く細い道をほぼ迷うことなく館までいけます。(一度も迷わず!と言えないところが悲しい・・・)
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中も見学できるようでしたが、閉館時間ぎりぎりの到着だったため諦めました。

一通り見て満足し、もと来た水上通りを駅方面へ。
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この通りには三島ゆかりの文学者10名の句碑が並んでいて、”水辺の文学碑”と呼んでいるようです。
戻りつつ、行きに見かけて気になったお店の前で立ち止まり、入ろうかどうしようかしばし悩む。こだわりの珈琲が飲めそうで、看板にはマチュピチュのアクセサリーなどもあると書かれているのが非常に気になっていたのです。結局誘惑に負けてお店の中へ。

お店の中は和風、センスよく和食器・アクセサリーなどが飾られていて、私の大好きな空間!座敷にあがって窓辺に陣取り、珈琲を注文して待つ間に店内を見学。「なんでマチュピチュなんですか?」と感じの良い少し年上の女性オーナーにお聞きしたら、近くに住む方の友人がマチュピチュでアクセサリーを作っており、それを日本へ送ってもらって販売しているとのお答えでした。なるほど~!丁寧に淹れて下さった珈琲はとっても美味しくて、器も素敵。
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ぼーっと外を眺めつつ、ゆっくりゆっくり味わいました。久しぶりに時間を忘れる体験。

が、しばらく後、気が付けば新たに来店されたお客さんと女性オーナーのお話の輪の中に入り込んでしまっていました。お客さんは”木削り”を教えておられる方で、約3ヶ月おきに日本とアメリカを行き来してらっしゃるとのこと。海外生活にも憧れますが、日本も捨てがたい私のような人間にとっては定期的に海外と日本を往復する生活はまさに理想!目がきらきらしてしまいました。日本でのお住まいは横浜だそうですが、全国各地をまわって木削り教室をやっておられ、来月は東京でも開催予定があるそうです。私はものすごーく不器用なんですが、せっかくのご縁だしチャレンジしてみたい気持も大きくて、現在行く気満々!参加したら記事アップします!

ふらりと入ったお店で美味しい珈琲と出会いに恵まれ、今まで仕事場所の一つとしか思っていなかった三島が大好きになりました。女性オーナーのお人柄も魅力的だし、このお店には出張時には毎回通いたいな~と思いました。お店の名前は”風珈”。水辺の文学碑通り沿いにあります。


タグ:三島 珈琲
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佐野美術館と梅花藻 -三島市- [Giappone -日本の街-]

関東地方では雨が続き、もう秋はすぐそこか?という涼しい日々でしたが、ここ三島(静岡県)にはまだまだ夏の欠片が多く残っています。そう、暑いんです。新幹線で1時間足らずの距離ですが、来るたびにいつも気温の差を体感します。

よく来る割にいつも仕事先と駅の往復でつまらないなーと思っていましたが、今回の出張では空き時間を利用して念願の佐野美術館へ行くことができました。伊豆箱根鉄道で三島駅から2つ目の田町駅で降りて歩く方法もありますが、市内循環バス(100円)だと美術館正面のバス停に着くので便利だと思います。

バスを降りて、美術館方面へ短い通路を進むとそこは「隆泉苑」という日本庭園。
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佐野美術館はこの隆泉苑の一角に建てられており、看板に従って進んでいくと建物が見えてきます。
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佐野美術館入り口。どうやら今は展覧会をやっている模様。チケット買おうとすると受付の人に「収蔵品は見れないけどいいですか?」と言われ、それは悲しい・・・と思ったのですがせっかく来たので入ることにしました。”しりあがり寿(ことぶき)”という静岡出身の漫画家さんの展示会。1室目は3方向の壁一面にだーっと墨で掛かれたイラストが紙が張り巡らされていました。ゆるキャラがびっちり。・・・うーん、墨と紙で和的なのですがなんとも説明しがたい世界(笑)2室目は設置されたモニター数台でアニメーションが再生されていました。これもおやじが延々と縄跳びしてたり、見学者がワコムのペンタブレットを使ってしりあがり寿さんのイラストをなぞって描いた画像をすごいスピードで再生していたり。・・・よく分からないけど、ちゃっかり私も参加しておきました。3室目は漫画(本)と原画?が展示されていました。


「流星課長」 通勤電車という陰湿な戦場で常に席を確保し続ける中間管理職が主人公。奇抜な動きで鮮やかに空席を仕留める姿はもはや伝説として語り継がれる域に達しています。すさまじい形相で電車へ殺到する人々の間をかいくぐり(「押し合わないでくださーい」という駅員のアナウンスは全員無視)、つり革を伝って先回りしたり、網棚をほふく前進したり、挙句の果ては電車の屋根(!)を移動。常勝するために日夜修行も怠らない。”会社の近くに引越せ!!もしくは近所に職を見つけろ!!”と内心突っ込みつつも目が離せなくなってしまう作品。


「おーい メメントモリ」 メメントモリ(死を想え)はげっそり痩せて髪もぼさぼさの死にそうな主人公の名前になっちゃってるようです。瀕死の病人なのに、渋谷や国会にいちいち現れては人々に死を考えさせるように仕向けます。ラテン語の意味からそう外れてはいない言動ですが、たまに吐血したりしてる姿は非常にシュール。”精密検査受けろって・・・。”と思いつつも密かに応援したくなるメメントモリ。

佐野美術館では日本画や工芸品、日本刀などを見れると思っていたのですが、とんでもない世界に迷い込んでしまいました。これ以上書いてるときりがないので、ご興味あるかたはしりあがり寿さんの漫画を見てください。他にも双子のおやじ(登場するのはひたすらおやじ)などもありますので・・・。

くだらないと思いつつも堪能してしまった美術館を出て再び隆泉苑を通って外へ出ると、バス停のすぐ近くに小さなお地蔵様があることに気が付きました。
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「水掛地蔵」様。頭に水をかけながら願い事をすると叶うそうです。もちろん私も願掛けしておきました。叶うかなぁ?(’’)

道を渡った向かい側には「梅花藻の里」というのがありました。梅に似た花が咲く藻だから梅花藻。きれいな冷たい水の中でしか育たないらしいです。
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撮ってる時には気が付かなかったのですが自分の影が写ってしまっていました。藻を撮影するのになぜ仁王立ちなのか・・・(笑)。男らしい自分の影に笑ってしまいます。
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水はご覧の通り澄み切っています。何の魚か分かりませんがたくさんいました。
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こんな感じでこじんまりと、大切に保護育成されていました。奥のほう(道の向こう側)に見える水車が張り付いた建物には「梅花藻まんじゅう」という看板が出ていて気になったのですが、閉まっていて購入できませんでした。残念ですが次回の楽しみにとっておきます。

駅前の楽寿園と郷土資料館しか知りませんでしたが、三島は他にも色々探検してみると面白そうです。


タグ:佐野美術館
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日本のワイン醸造所 -茨城県- [Giappone -日本の街-]

長年愛用していたツーリングマップル関東をカバー(バイクのタンクに磁石でくっつくようになっている
すぐれもの)ごと失くしてしまいました。 気が付いたらタンクの上からなくなっていて、どこでどう落とした
のかさっぱり思い出せません・・・。

かなり古い地図だったので、新しい道が載ってなかったりと少し不便を感じてはいましたが、メモなどを
貼り付けていて愛着があったので悲しかったです。が、買い替え時だったのだろうとさくっと立ち直って
新しい地図を購入しました。ツーリングマップルは温泉や見所情報なども載っているので、ぱらぱらと
見ていると結構色んな発見があって楽しいです。そして何気に見つけた”シャトーカミヤ”、日本初の
ワイン醸造所と紹介されてます。おお!!これは興味津々(’’)
友達にもちらっと話してみたら同じく興味を持った様子。来月行くことになるかもしれないので、その前に
プチツーリングを兼ねて下見してきました。

場所は茨城県牛久市。
シャトーカミヤの産みの親は、浅草の神谷バーの創業者と同一人物。大阪でも”電気ブラン”(神谷バー
のお酒)を飲んだことがあり、お店の名前も知っていましたがワインナリーがあるとは知りませんでした。
明治36年に完成し、勝海舟や榎本武揚など幕末の偉人達も訪れたことがあるそうです。
 ☆茨城物知り博士のHP☆

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正門を入ってすぐに見えるのがこの本館。プチヨーロッパといった雰囲気です。
この本館1F左側にカフェがありました。ちらっと覗いてみるとなかなかアンティークな雰囲気。

080727b.jpg
なぜかモノクロの”最後の晩餐”がありました。

バイクなので当然ワインは飲めません・・・。おみやげ物屋さんを見ているとワイン欲しくなったのですが
小さなウエストバック一つの身軽さで行ったので買っても持って帰れません・・・。
今回は下見なので、次に来た時に買えばいいかと気持ちを切り替える。

080727c.jpg
ワイナリーの敷地の外れ、道を挟んだ向かいにパン屋さんがありました。ここもシャトーカミヤの一部の
ようです。雨の降り出しそうな雲行きになってきたので、早々に下見を終え帰路につきました。
 ☆シャトーカミヤのHP☆

余談ですが今日は牛久市でお祭をやっていて浴衣姿の人をたくさん見かけました。
浴衣着て花火など見に行きたいな~と思いましたが、人混みの中を下駄で歩くことを考えると・・・。
こんなことでは一回も浴衣着ないで夏が終わってしまいそうなので、なんとか機会をつくらねば。


タグ:ワイナリー
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紫陽花とブルーベリー -栃木県- [Giappone -日本の街-]

週末を栃木県で過ごしてきました。
バイクで行くつもりでしたが・・・・日曜の降水確率を見て断念。車にしました(弱)

一番の目的は茂木(もてぎ)で蛍を見る!でした。
今まで私にとっての茂木は”サーキット”でしたが、昨年友人に誘われて蛍を見に行ってから
他の色んな魅力を知るようになり、今年もまた新しい発見をしたので紹介したいと思います。

★栃木市 大平山(神社のHP)★
茂木へ行く前に寄り道。大平山神社へ登る道が”あじさい坂”と呼ばれていて、今まさに
紫陽花が見ごろとなっていました。
ajisai1.jpg

ajisai2.jpgajisai4.jpg

色とりどりの見事な花!”あじさいだんご”というのがとても気になったのですが、未確認です・・・。
紫陽花を見ながらの坂道は風景を楽しむ余裕がありましたが、大平山神社へと続く石段では
汗だくになってしまいました。確実に運動不足のせいなのですが、ところどころで地元の中学生達が
元気よく挨拶をしてくれ、マップや手作りのイラスト入り団扇を手渡してくれたのが励みになりました。

足がくがくになりながらも神社へ辿り着きお参りして、茂木町内の蛍の見れる場所へと移動。

tanada.jpg

日本の美しい風景です。
ここで昨年もお世話になった地元のご夫婦が用意して下さったBBQでお腹を満たしつつ、
夜を待ちます。1年ぶりの再会、温かく快く迎えてくださって大感謝です!
蛍の写真は撮れなかったので想像して下さい。この緑の景色が日暮れとともに暗くなり、
闇が濃くなったころから少しずつ、小さいけれどはっきりとした光がふわりふわりと舞い始めます。

★茂木町竹原 かぐや姫農園でブルーベリー狩り★
蛍に満足して眠りにつき、翌日はブルーベリー狩りを楽しむことに。
朝から雨なのでちょっと不安でしたが、案内していただいてブルーベリー畑に到着したとたんに
テンションUP!(笑)

blub3.jpg

雨で洗われて瑞々しいブルーベリーの実。大ぶりで食べ応えあります。
一応傘を差していたんですが、畑の中を徘徊しぱくぱく食べることに夢中になっていたので
手足はびちゃびちゃになってしまいました。

blub4.jpg

雨の中、ぬかりなく写真撮影にもいそしんだのですが、ピントが奥にあってしまいまいました。
3色の実をきれいに撮りたかったのですが・・・・下手ですね。
”あと1つ食べたら終わりにしよう”と思っても、なかなか止まらなくて困りました。

★茂木町 そばの里まぎの★
お昼ご飯は蕎麦。お勧めのお店に案内していただきました。
soba.jpg
ごぼう天ぷらそばです。とにかく野菜が美味しいんです。
ブルーベリーを大量に食べた直後だったのに、黙々と完食!
左上のほうに写っているのは”そばゼリー”です。アイデア次第で色んなものが作れるんだ~
と感心しながら頂きました。

そばの後は道の駅もてぎへ移動。
gelato.jpg
ここではブルーベリーソースたっぷりのアイスクリーム(期間限定)が食べられます。
もともと視力は良いうえ、1日でこれだけブルーベリー食べたのでさらに目が良くなったと思います。
見えすぎて困るくらい?・・・その前に食べすぎですよね(笑)

梅雨の時期ではありますが、初夏の日本の風物詩と食を満喫!!でした。


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小樽 -雪景色- [Giappone -日本の街-]

札幌から戻ってあっという間に一週間。
仕事とはいえせっかく北海道へ来たのだから・・・と先週土曜は休日を
小樽で過ごしました。

「小樽雪あかりの路」というイベント開催中だったので是非とも見たい!
と思って足を延ばしてみたのですが、飛行機の時間の都合もあり
昼間しかいられなかったためあかりの灯った風景には出会えませんでした。
それでもレトロな雰囲気の小樽は元々好きな街ですし、雪景色の街並みも
良いものでした。

到着早々、まずはお腹を満たそうと「レストラン明治」へ。

蔦のからまる建物。ぱっと見はレストランには見えませんでしたが
入ってみると、古い家具や様々なアンティークな品が心地よく散らばっていて
暖かい雰囲気です。お店の方にお聞きしたら築80年程だとか。

魚介のトマトソースパスタを注文。
ソースたっぷりですが、さっぱりめでソースというようりスープのような感じで
重くなくぺろりと平らげました。

雪あかりの路の会場にもなっている「手宮線跡地」へ行ってみましたが
まだあかりが灯っておらず、雪も降っていたためオブジェなどは埋もれていて
よく分からない状態になってしまていました(笑)

吹雪がひどくなってきたため近くの建物に避難。
ここはどこ?と思ったら「小樽文学館・美術館」でした。
ちょっと探検と思い2階へ上がってみると休憩スペースと古本コーナーがあり、
ここは入場無料とのこと。コーヒーを飲みながらストーブにあたって身体を暖め
古本コーナーへ。

雪の柔らかな光が差し込み、使い込まれた本棚に丁寧に並べられた本が印象的でした。


向かいには「日本銀行小樽支店」だった建物があります。現在は金融資料館になっている
らしいです。このエリアは北のウォール街と呼ばれていた地区ですね。

雪が小降りになってきたので運河方面へ移動。

暗くなるとこの運河に浮き玉キャンドルを浮かべるらしいです。
現地まで行っておきながら目にすることはできなかったのですが、HPで写真を見たら
ほんとに幻想的な雰囲気で「来年再チャレンジだ!」と思わずにはいられませんでした。


倉庫群です。こんもりと雪を被っている様子がなんだか可愛らしかったです。
小さな浮き玉を想い出に買おうとたまたま入ったお店「和蔵」の奥には昔の小樽の写真や
古い品が展示された「歴史の部屋」がありました。暖房なしのためひんやりとしていましたが、
活気溢れる時代の小樽のセピア色の写真に寒さを忘れて見入ってしまいました。
場所はホテルノルドの裏の道、持って帰ったパンフレットにある住所は小樽市色内1-6-26でした。

駅方向に戻り、セントラルタウン都通りにある「あまとう」へ行きました。
ここのクリームあんみつを絶対に食べて帰ろうと思っていのです。
HPの写真にもありますが、見た目は飾り気もなく(笑)素朴です。
しかし、クリームと餡がしっかりと美味しくてこれまたぺろりと平らげました。
お店の雰囲気もレトロでほどよく混雑していて暖かく、出張の疲れも癒されました。
レストラン明治のパスタもそうでしたが、複雑な味のものばかり追い求めず、たまにはこういう
シンプルに美味しいものを食べて舌をリセットすることも必要だな~と思いました。

さてそろそろ札幌に戻って空港へ向かわねば!と思って都通りを歩いていくと
テーブルの上に灯されたキャンドルを発見。

ひっそりと灯されていましたが、寒い寒い冬の景色の中で出会うとキャンドルライトって感動する
ものですね。あかりの路は見れなかったけど、雪&キャンドルという組み合わせの魅力は心に
響くことを実感。やっぱり来年ちゃんと時間をとって見に行かなきゃ!


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