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Tivoli Vol.2 -2011年イタリア- [Italia -イタリア-]

登山級の散歩の後、疲れた足を宿で癒し、再度友人A&Mと待ち合わせしてTivoli徘徊夜の部へ。
・・・細切れですみません(笑)

まず向かったのは友人M宅。 私達の宿から徒歩1~2分の距離(近っ!)
古い建物の並ぶ、旧市街のど真ん中。こういう場所で暮らすのって、どんな感じなんだろう。
わくわくしながら入ってみると・・・。
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中はめちゃくちゃ近代的でした! (大抵の場合、内装変えちゃうんですよねー。知ってはいても、アンティークを期待してしまった自分が肩透かしをくらってしまいました。)
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この真っ赤なキッチンが見事にツボにはまる☆
もの凄い勢いではしゃぎまくった挙句、デロンギのエスプレッソマシーン(冷蔵庫脇にあります)を発見して「これ使いたいっ!」とごねてみました(笑)

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人さまの家でやりたい放題☆

エスプレッソを飲みほした後は、屋上のテラスも拝見。
バーベキューセットをいじってみたり、「家を交換して~!」と無茶を言ってみたり。

そんな様子を見ていた友人Aが「ウチも見においで」と言うので、行ってみることに。
徒歩5分位(?)だったでしょうか、いずれにせよ近い。コンパクトな町っていいですね。

A宅も同じような赤いキッチンでした。(流行ってるのか?) こちらはSaecoのエスプレッソマシーンがあり、当然ここでも「使わせてっ!」と、またしてもワガママ炸裂。
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すっごい勢いで飛び散るんですけどっ!!

ちなみに、A宅の写真は・・・遠慮しておきました(^^;
なぜかというと、Mは事前に「後で遊びにおいで」と言ってくれていたので、私たちが宿で休んでいる間に部屋を片付けたようなのですが、Aは「僕は何の準備もしてないから・・・」と、言い訳らしきことを呟いていたので。だったらノリで、「おいで!」とか言わなくてもいいのに・・・(笑)

とはいえ、セオリー通り、全部屋を案内して見せてくれました。

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Aの部屋も最上階にあるため、こちらでもテラスに登ってしばし歓談。目の前は広場でした。
いいなぁ。毎日こうしてイタリアの風景を見れるんだ・・・って、ここイタリアだし(笑)

突発的家庭訪問(笑)を終え、夕暮れの町にてお散歩開始。
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Duomoは残念ながら閉まっていました。
「中にオルガンがあるから、明日の朝見に行くといいよ」と言うA。
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夕食の前にプロセッコを飲みに行こうと誘われ、カフェに入りました。
こじんまりとしていて、落ち着くインテリア。そんな店内で、メモ帳の奪い合いをすることに・・・。

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少し前から日本語を習い始めたA。覚えた字を書いて見せてくれたのはいいのですが、書き順ぐちゃぐちゃだし、見ていてイラっとするんですよ~。私が手本を示してあげようと、メモ帳とペンを取りあげたら、「嫌だ!書かせろ!」と奪い返されてしまいました。大人気ないね…。(私もか?)
しっかし、「しんぶん」はいいとして「ぽ」ってなんやねん!!

カフェを出た後、G氏も合流。事前にAから紹介されて、Facebookでの交流はありましたが、会うのは初めて。この5名で夕食だと思っていたのですが、レストラン到着時には8名になっていました。
よく分からないことは、深く考えずにそのまま受け入れます(笑)

テーブルにつき、注文を終えた頃にまず聞かれたのが「日本人は死んだら火葬にするのか?」というものでした。とりあえず地震が話題にのぼるだろうと予想していた私は、一瞬ぽかーんです(笑)
食事の前に、埋葬方法についての二国間の違いをテーマに語り合うことになるとは!

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両側に座るA&Mにじゃんじゃん盛られて、凄いことになってしまった私のお皿。

☆Villa Gregoriana近くにあるこのお店、お勧めです☆ →お店のHPはコチラ

食べて飲み、イタリア語の連射を浴び、お開きとなりました。
宿まで送ってもらって「ありがとう!」と言ったら…「これからローマに行くんだよ」って…。
まじで?

ここまでみんなが来たのは、Mが車の鍵を取りに帰っている間待つためでした…。
さすがに深夜までみちさんを引き摺りまわすのは申し訳なかったので、宿で休んでもらうことに。
そして、私&他4名はローマへGo☆

(…この日の午前中はローマにいました。まさか、深夜にまた戻ってくるとは思いもせずに。)

「夜景を見せてあげるよー」と連れて行ってくれたヴァチカン。
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この幻想的な風景にはうっとりしました。しかし、疲れもあり、車から降りるのが面倒だった私は、窓から身を乗り出して写真撮影(笑)これでOK!と思ったのですが、結局近くまで連行されてしまいました。

コロッセオも行くとか行かないとか、わいわいガヤガヤ、私は「好きにしてくれ」という心境(笑)
結局ドライブは早々に切り上げ、車を停めてお店へ入ることにしたのですが…。
どこもかしこも閉まってる。彼らも状況が分からないらしい。

とりあえずPiazza Navonaからカンポディフィオーリへと歩いていると、大量の人々に遭遇。
周囲にいた人から入手した情報によると、深夜2時以降、アルコールを出すお店は営業禁止というような法律が施行されたとか。イタリアでは、ある日突然、法がわいて出てきても不思議ではないのですね。(というか、特にローマ…。旅の前にホテルを検索していて気がついたのですが、昨年までなかった“滞在税”というものを徴収されるようになっていました。来年にはなくなっているかもしれませんけど。)

しょうがないので、私達も無目的に徘徊(^^;
深夜2時半頃のカンポディフィオーリは、昼間のように賑わっていました☆
(ちなみに、前日の晩21時半頃の写真はコチラ

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みんな何をするという訳でもなく、所々で輪になり、おしゃべりに夢中になってる。活気と言うか、熱気と言うか、とにかく騒々しい。…この状況が、ただひたすら可笑しい(笑)
深夜の町に人がたむろしていても不健康な感じではなく、むしろ有り余るエネルギーを放出しているという、大らかなパワーを感じましたよ。

「ジェラートでも食べようか」と言いながらふらふら歩いていたのですが、目につくお店はどこも混雑している。とりあえず車を取りに行こうと、Piazza Navona方面へと戻りました。
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左端で輪になっているのは友人達。隙あらば円陣を組んでしゃべっている姿にウケました。

車に乗り込んで発進。Tivoliへ戻るのかと思いきや、しばらく行った先でまた駐車…。
おぉーい。なんで??

ジェラートは諦めたけど、どうしても甘いものが食べたくなったらしい(笑)
暗い道の先に目を凝らすと、わらわら人が集まってる場所があり、そこが目指すお店でした。
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深夜3時のおやつです☆ 混雑した店内で立ち食い。手がべとべとになっても気にしない!
というか、もういちいち気にしてられない!と言った方が正しいでしょうか(笑)

スゴイ人気のお店らしく、後から後から人がやってくる。外に出るのも一苦労!
残り少ない体力を使って人をかき分け、やっとのことで脱出。ほっと一息ついたところで、友人達はまた得意の円陣を組んでトーク開始。
どうせ下らない内容だろう・・・と思ったのですが、一応確認してみました。
「何の話をしてるの?」
「湯船に浸かるのと、シャワーとどっちがいいかについてだよ」
・・・案の定、しょうもない話題でした。深夜に語るべきテーマとは思えない(笑)

そんなこんなで、宿へと戻ったのは早朝に近い時間。
疲労感とともに、力いっぱい遊んだという満足感を抱いてベッドへと潜り込みました。

翌日は遺跡を探検する予定です☆


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comment 18

keykun

おはようございます。^^
真っ赤なキッチンっての、泣けてきます。
イタリアの情熱?が食にも通じる・・でしょうか?
エスプレッソ・マシーンは
メンテに手が掛かるので・・仕舞い込まれてしまって
毎日使えれば良いのですがね・・。^^;;
濃い情報が満載で、愉しみです・・。^^)v
by keykun (2011-05-29 09:03) 

fullcon

ある意味、弾丸ツアーですね♪
アデージョぶりが見られませんが、、、(笑)
by fullcon (2011-05-29 10:53) 

めりー

「あいうおえ」に思わず笑ってしまいました^∇^
でも、字、なかなかお上手ではないですか^^
深夜3時のおやつ・・・開いてるお店があるのですね?!^^;
楽しい仲間とのナイトツアーですね^^
by めりー (2011-05-29 14:20) 

Tomo

真っ赤なキッチン、素敵ですねー。個人的には青が好きなのですが(青もイタリアカラーですよね)、最近は赤も好きになってきました。キッチンの色としては青よりもいいかなあ。

ローマの夜ツアーもなんだか、イタリアンなのりで楽しそうです。
by Tomo (2011-05-29 14:51) 

Pace

>keykunさん
全体的にオシャレな感じでまとまったインテリアの中、最も気に入ったのが
このキッチンでした☆日本ではなかなか真っ赤なキッチンを見かけることって
ないですよね。イタリアだから、この情熱的な色がマッチするのかもしれません♪
私のエスプレッソマシンは、地震の時に落下して酷いことになってしまいました(泣)
でも、エスプレッソ用ポット(しかも3つ!)持ってるので大丈夫です♪

>fullconさん
ある意味というか、まさに弾丸ツアーでしたよ(笑)
「土曜の夜は、たいていローマまで繰り出すんだ」とは聞いていましたが、まさか
私も巻き込まれるとは・・・(^^; とはいえ、一般的な旅行では体験できない
面白さがありました☆
アデージョっぷりってなんですか!?(笑)

>めりーさん
私たちがアルファヴェットを書くのは別に難しくないですけど、逆に日本の文字を覚えて
書くって大変だろうなとは想像つきます。書き順がぐちゃぐちゃでも
頑張ってるな~とは思いましたよ(笑)
深夜3時でも、大賑わいのお店がありました!これは私にとっても発見でした☆
有名どころだけではなく、こういう面でもローマ情報を仕入れていきたいです♪

>Tomoさん
人の家で何が気になるって、キッチンなんですよ~。赤といっても、落ち着いたトーン
なので飽きないだろうなと思いました☆サッカー好きのTomoさんだから、
イタリアはアズーリ(青)なイメージなのでしょうか?(’’)
地元の人間がいないと、なかなかこの時間に散歩しようとは思いませんから、
いい体験にはなりました♪ 状況に応じて適当に対処するイタリア流散歩…。
機会があればまた…(笑)
by Pace (2011-05-29 19:15) 

つぐみ

地元の人がいるからできる散歩はいいですね♪
毎日がハードスケジュールだったようでその気力、体力に脱帽です。
でもせっかく来たイタリアですから行かなきゃ損ですよね(笑)
by つぐみ (2011-05-29 19:56) 

sig

こんばんは。
こんな環境で毎日暮らせるなんて、本当にうらやましいですね。
うんうんと自然に笑顔になるような楽しいレポート。
このような歴史の深い街では都会的な暮らしというのとはちょっとちがう、もっともっと深い味わいがありますね。真夜中でもこんなに賑わっているとは、みんないつ寝てるんでしょうね。
by sig (2011-05-29 22:05) 

hatsu

メモ帳に書かれた『ぽ』、思わず笑ってしまいました^^
路地の写真がいぃなー、
旧市街の雰囲気がとても素敵♪
深夜のおやつ、おいしそう!
ちなみに私は、湯船に浸かる派です(笑)。
by hatsu (2011-05-30 06:22) 

お茶屋

Saecoのマシン、一時期 買おうと思って
探し回ってた頃があります☆
by お茶屋 (2011-05-30 09:48) 

ちゃと。

深夜3時のおやつにひっじょーに興味シンシンです(●´ 艸`)
すっごく美味しそうですもの。。。
深夜のお散歩もこんなに素敵な雰囲気なら寝不足になっても
出掛けたいです♪♪
by ちゃと。 (2011-05-30 22:46) 

Pace

>つぐみさん
一人だったらまず、この時間にローマまで遠征しようなんて考えもしなかったと
思います(^^; 突発的とはいえ、貴重な体験をしました(笑)
ちょこちょこと宿に戻って休憩をしていたから、酷い疲れは感じなかったのですが
振り返ってみれば、色んなことやったなぁと(笑)

>sigさん
中世の面影を残す町で、真っ赤なキッチンのある部屋に住む・・・憧れます☆
町の紹介というよりは、友人達とのやり取りがメインの記事になりましたが、
楽しんで頂けたのでしたら嬉しいです(^^)
なるほど、深夜でも不健康な印象を受けなかったのは、ローマの街並みのおかげかも
しれませんね!ネオン看板が背景だったら、もっと違った印象だった気がします。

>hatsuさん
「ぽ」っておかしいですよね!!みんなにスルーされたらどうしようかと思ってましたが
hatsuさんが反応して下さったので安心しました(^^;
深夜のおやつは、砂糖でコーティングした激甘パンに、生クリーム&チョコたっぷり♪
…私、激甘大好きなのですが、この時ばかりはちょっと辛かったです(笑)
普段はシャワーだけなんですけど、湯船のないシャワールームだけってのには
寂しさを感じてしまう私(笑)使わなくても、湯船はあって欲しい派です☆

>お茶屋さん
Saeco、欲しいですよね~。
別のところでも使ったことがあるのですが、美味しいなぁと思いました☆
若干音がうるさいことが気がかりですけど(^^;
って、お茶屋さんもエスプレッソ飲むんですね!ちょっと意外でした(^^)

>ちゃと。さん
深夜のおやつのお店、ローマで大ブレイクしてるっぽいです(笑)
外に出るのに苦労する程の人ごみだったんですよ~。(日本だったら、出る人のことも
考えるのでしょうが、みんな「入る」ことしか考えてないので余計と(笑))
ローマの夜景は確かに素敵です☆が、この時は、無意味に放浪する人々が溢れている事に
笑いがこみ上げてどうしようもなかったです(^^;
by Pace (2011-05-30 23:11) 

jinn

深夜までパワフルですね〜
ローマも夜更かしな街なんですね。意外でした。
by jinn (2011-05-31 23:47) 

みち

この日でしたね、お宅を見せて頂いたのは。
記憶が曖昧になっています^^;
どちらもお洒落でしたよね~。見習いたいです!
そうそう、カフェでそんなやりとりしてましたね。
Aさん、すごいなぁと思います!
積極的に使うことが語学をマスターするコツなんでしょうね。
ヴァチカンの夜景、綺麗ですね。夜の徘徊、とっても楽しそうです。
もうちょっと若かったら、、、体力と気力が無かったです(><)
by みち (2011-05-31 23:59) 

Pace

>jinnさん
土曜の晩だったので余計と人が溢れていたのだと思います。
そもそもが世界中から旅行者がやってくる街なので、地元民だけでなく
旅人達もめいっぱい遊ぼうとするのでしょうね(^^;
この時間にローマを歩いたのは初めてだったので、面白かったです☆

>みちさん
私も相当記憶がぼやけてきていますよ(^^;
カフェのやり取りは、この落書きがあったから覚えていられたのです(笑)
ヤツが積極的に日本語を使っているかどうかは、疑問の残るところです。
とはいえ、あの時の盛り上げようという姿勢は素晴らしいと思います☆
深夜のローマを見るチャンスはなかなか作れないので、疲れはしても
行って良かったです。せめて写真で、堪能してください(^^)
by Pace (2011-06-01 23:26) 

カエル

「ぽ」って、、、。うけるんですが。。。笑
私も英語でそんな感じのこと言っていたのかもしれないなぁ。苦笑。
エネルギッシュで最高な街だね。
海外では、日本って?という話結構ありますよね。
でも火葬か土葬の話で、火葬である!という理由がわからない。
そういう時に、決まって日本を知らないなって思ったりするんです。
でも、お風呂は湯船がいいに決まってますって!笑
それは体と美容の為にね!笑
by カエル (2011-06-08 09:47) 

Pace

>カエルさん
「ぽ」は、私も大ウケしましたよ(笑) このメモ見る度に、思い出し笑いしています。
日本の文化を知っているだけでなく、相手側の文化もある程度理解していないと、
答えにくいことも多いですね。下手にこちら側だけの見方で説明すると、
後でややこしくなってしまったり…(^^; なので、状況に応じて(独断と偏見も
交えて(笑))対処しちゃってます。
火葬は確か、衛生面での理由から…というのを聞いたことがあります。
しかし、自治体によっては今でも土葬OKなとこもあるとか?うちの場合、
曾祖父の代まで土葬でしたし…。(田舎だから?)
私も、シャワー室だけというイタリア式のバスルームには馴染めません(^^;
by Pace (2011-06-08 20:56) 

ちか

ぽ、だけ他の字よりキレイに書けているかも!(^^ゞ
プロセッコっとは?ドリンク?
深夜にこんなに賑わっているとは!
この日は何曜日?と思ってたら、土曜の夜だったんだ。
井戸端会議みたいで楽しいね♪
by ちか (2011-06-10 09:33) 

Pace

>ちかさん
なぜ「ぽ」なのか…他に先に覚えるべき字があるようにも思うのですが(^^;
プロセッコは、シャンパンとほぼ同じと思って頂ければ分かりやすいと思います。
さっぱりとしていて、飲みやすいです☆
深夜にローマの街を歩いたのが初めてだったため、私も賑わいには驚きました。
平日の深夜はどうなのか…いつかチェックしてみたいです♪
by Pace (2011-06-11 21:19) 

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