消えたカラヴァッジョ [leggere -読書-]
「消えたカラヴァッジョ」 ジョナサン・ハー著 田中靖訳
新聞か雑誌の書評欄で知った1冊。大好きなカラヴァッジョの本、しかも小説形式になっているので
図書館でたまにぱらぱらと眺める難しい美術書と違って面白そうだ!と購入決定。
1990年にアイルランドの教会で、失われて久しい「キリストの捕縛」が発見されるに至った
経緯を辿ったノンフィクションの作品です。
ローマの地図とイタリアの地図を手元に置き、出てくる地名と照らし合わせながら読んでいると
まるで自分もその謎解きに参加しているような錯覚に陥ってしまいます。
また、ところどころに挿入されるカラヴァッジョの生涯についても説明くさくなく小説の中に
収まっています。
一般人は入れないであろう場所、例えばドーリア・パンフィーリ美術館の古文書保管所などの描写、
絵を修復していく過程やその方法の解説なども含め、夢中になって読みました。
「名画はげに数奇の運命に操られている」という言葉が印象的です。
現在はダブリンの国立美術館にある「キリストの捕縛」を見るため、いつかアイルランドに行きたい!
と強く思いました。それだけではなく、ローマにも今すぐ行きたくなってしまいました(笑)
カラヴァッジョ好きな方には激しくお勧めの本です。
一息ついた時にものすごい空腹を感じて本日は久々のクリームソースでパスタを作りました。
具材はブナピーと鮭フレークです。トマトソースと違って、材料をバターで炒めて
生クリーム入れるだけなので調理開始から15分後には食べ初めてました(^^;
最近は太麺、リングイーネがお気に入りです。
タグ:カラヴァッジョ
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